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映画を見たくなる訳。

2006年08月27日 20:47

突然、映画を見るのが好きな理由が分かった。
映画は、どんなに吐き気を催しそうな現実や人の悪意を描こうとも「キレイ」な世界だからだ。人が頭で作りあげた有る意味理想の世界だから安心していられるのだろう。
現実は取り留めなく混乱し空想より残酷で、哀しく、疲れてしまう。
映画の中は余計なものがないから、人の紡ぎ出す物語に安心して耳を傾けていられる。
写っている町並みは現実よりずっと綺麗で、誰かの悲しみや喜びを、寄り添うようにじっと見つめてている。だから映画は心地いい。映画の中に住みたくなる。

現実では他人の喜びや悲しみなんて一瞬で忘れてしまうのに。
自分の言葉に誰も耳を傾けないのに。
子供の頃から映画が好きだったのは多分そういう理由なのだろう。

けど、いつからか、嫌いになった。
映画はご都合主義だー。作り物くさくて退屈だー。もっと現実の複雑さ、価値や考え方の多様さがないと嘘だー、なんてね。



でも、今、テレビで映画見てて突然わかった。
ああ、作り物だから映画は凄いんだ、って。
人間の心は、こんな醜くて混乱した世界を、これほど綺麗に整理して、大切なものだけを表現することが出来るなんて!人間がこうあって欲しいと願う世界はこれほどまでに美しいのだ。


映画は人の心が夢見た世界の姿です。


人間はまだ夢を見ることが出来るんだ。

こんな風に生きたい、こんな女、こんな男になりたい、こんな場所に行きたい、こんな恋がしたい、こんな冒険がしたい。こんなに沢山の夢をみんな持っている。

映画が出来て百余年。こんなに沢山の人の夢が残されているなんて!
僕はこんな人生がいいなぁ、とか、こんな素敵な恋したいー、とか普段言ったら「何夢みたいなこと言ってんだ」って馬鹿にされそうな夢を、堂々と何億円もかけてスタッフの人生すりへらして語ってるなんて!
なんて、ほほえましい!

人間まだまだ捨てたものじゃないですね。


きっと僕は、現実に潰されすぎて、夢を随分忘れていたんだな。まだ夢のために馬鹿なことやってもいいんだな。

うん。ちょっと元気でた。

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