面白い

正確に言うと昨夜です。
ＮＨＫ総合の芸術劇場をご覧になっていたなんて、
奇特な方はおられないでしょうね。
多分。

まるごとバレエ特集だったのです。
ボリショイ・バレエ団の公演とかを、放映していたのです。


超おもしれぇ。


かくいう私も途中からなのですが、
「アメリア」というよくわかんない、
コンテンポラリーダンスみたいなのだけは丸々見られました。

なんかですね、
箱庭劇みたいなダンス･･･バレエ？なのですよ。
ロックという振付師の舞台、というか映像作品だそうです。
ウォーホルとかベルベット･アンダーグラウンドらへんだそうです。
虚覚えです。

現代の男女の恋模様を描いたらしいのですが、
すべてが比喩表現なのです。
細かい動きが多いんです。
とても説明できる動きじゃないんです。

それが、超おもしろい。
FunnyとInterestingの両方で。
決して喜劇じゃないんですけどね。笑っちゃダメなんでしょうけどね。
展開はシリアスっぽかったですし。

でもねー、面白いから仕方ないんです。
ちょっとマトリックスみたいでした。


で、それが終わりましたら、
「芸能花舞台」を見ていました。

野村萬斎、市川染之助による「二人三番叟」
狂言と歌舞伎のセッション。
小鼓と三味線のセッション。

見ないわけがない。
だって萬斎さんが好きだから！

アングルに不満はあったものの、
リズミカルでダイナミックで繊細で、
とっても面白かったです。

「面白い」って、便利な言葉ですね本当。


歌舞伎とか能は、
見てれば面白いんですけどね、
どうしてもテンポに乗れないと眠くなってしまうのですよ。
残念ながら。

古典をよく知らずに、
現代風だけを持て囃すのは無粋ですが、
馴染みのあるものから深めていくのもまた一興。

歳を誤魔化してるとか思わないで下さいね！
実年齢ですからマジで！！！


エル☆ポポラッチいいなぁ。
あ、音楽寅さんやってる！うわぁ！