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通り過ぎて行くだけの

2006年08月13日 00:30

駅なのに...

行った先の事よりも
時には、
印象の深いのは
何故だろう...

日に晒されて、
擦り減った
乾いた泥の
階段...

タールさえ色褪せた
跨線橋の、
羽目板張りの
反り具合...

一段一段
踏む度に、
乾いた木の反響が、
こだまして楽しく...

神社でも
参拝する様な、
木目さえ見えない
白い階段...

歩く足音が
屋根に響き、
くぐもった音の
向う側の階段にも
誰か歩いて...

吹き抜けの
窓というべき窓
というものでもない
吹き抜けの...

風の
日だまりの
乾いた匂いが
して...

昇る程、
ホームに待つ人達の
声が届いて
騒がしく、

土地の訛りを
聞きながら、
昇り詰めた階段
見渡しのよく、

真っ直ぐに延びた
線路...
歩いて来た道
向う先...

靴音のさらに
高く板の橋、
吹き抜けて行く
草原の風...

土埃の
板の隙間から
毀れて、
風に舞い...
線路に払い清めて
流れ...

けた
たましく
後から昇って来る
子供たち...

各々に
背中にかけた
荷を背負い、
夏休み...

荒々しく
降りて行く
階段、
既に降り、

ホームには
待つ人もない
次の汽車...

流れて行くものと
留まるものとの
草原を渡る
夏の風...

薄れかけた
タールの跨線橋
通り
過ぎて行く者といえ...

...in vain my lyre would...lightlybreathe.

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