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花の季節に

2011年04月06日 14:16

4月になりました。

4月と言えば桜。むかーしのログに桜の事について
書いてますが、
やっぱり日本人と季節は切り離せないわけで。

その際たるものが桜。

最近私のログの中にたくさん出てくる某知事さんは
花見を自粛しろ、だの言ってますが、
江戸時代じゃないんだから、もう言わないで欲しい。

私達の人生は私達が決めます!

政府、行政一部の人たちの狂想曲を
勝手に全体に押し付けないで欲しい。
そのリーダーシップをある特定の部分に対し、
強い権限、指導力を発揮してもらえばいいとおもいます。

爺さん、ちょいと引っ込んでなYO

そんな事をふと感じてしまうこの頃。


さて花見

古くから花を愛でる習慣はあるものの、
どんちゃん騒ぎをするようになったのは何時の頃か…。

実は文献を紐解いても分からないんですね。

日本で一番古い歌集の万葉集自然賛歌
すでに花を愛でる習慣があります。

世界に転じてみても
たしかクロマニョン人葬儀の際に花を棺の中に
入れていたりしますし、

動物の世界でも
象の葬儀(!)でもたしか似たような事をしている
と信憑性の低い雑誌では書かれておりました。

ひょっとすると「死」を認識する動物にとって
それはごく自然のありふれた話なのかも
知れませんね。

かなり話がズレまくってますが、
全ての動物には「美意識」が存在するのでは、と
思うのです。

花見をしながらドンチャン騒ぎをするのも
世知辛い世の中を少しでも忘れて
明日への活力を見出そうとする動きなのであって、
それを規制するのはやっぱり反対ですね。

日本という国が美しいのは
自然と共に生き抜こうとする意識があるからこそ。

そう思ってます。

自然は時に厳しく、
どんなに我々が叡智を使って征服、もしくは押さえ込んだ
と考えたって、結局は想定外の事は必ず起こるのです。

だって
私達は地球の表面積の所でしか生きられない
弱い動物なんですから。

海の中でほんのちょっとでっかいがけ崩れが起きたり、
天候が不順になったり、
火山が噴火しただけでたくさんの人たちが
路頭に迷うのです。

ならば最悪の事も考え、最善の策を
常日頃考えていかねばならない…。

それを忘れたからこそ未曾有の災害に右往左往して
しまう。

そんな時、自然と共存しようという考えが
少しでもあれば少しは諦めもつくというもの。

日本で暮らす人の知恵でしょうね。


なお自然は厳しいだけではありません。
癒しや安らぎを与えてくれる存在なのです。

東北地方の桜、今年は見る人も少なく、
寂しい限りですが、

そこに住む人がいる限り、

そこに桜がある限り、

誰かを癒し続けると思います。


花見でドンチャンはしなくてもいいけど、

花を見て春がきたという季節の移り変わりを、
自然も前に向かっているという希望を、
私達の目標に変えて
歩めたらいいな、と思います。



東風吹かば 匂ひをこせよ 梅の花

主なしとて 春な 忘れそ


菅原道真



では、また。

このデジログへのコメント

  • 将太朗 2011年04月09日 04:46

    > 美空†さん

    ラップで韻を踏みたいお年頃なのNE!
    あ~ちょっと見にくいかも…(笑)
    個人的に自然を愛でる気持ちこそ、大事な事だと思ってます。
    身の回りを見直す事で自身を見なおせますし。

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