今年を考える-2

民主・自民・公明の連立政権が、統一地方選挙前後に出来ます。
前か後かは私には解らないですが、おそらく民主惨敗の直後の５月。
スタートは岡田さんが首相で、官房長官は仙石さん、幹事長は枝野さんの再登場。
財務・外務・総務などの重要ポストは自民になりますが、完全な自民党政権にはもうなりません。
有能な方達は、みんな自民党を出てしまいました。

小沢さんは新民主党を立ち上げますが、衆参の数は２00止まり。
問題の郵政２社の株式上場もされると考えます。
そして、３００兆円の資産が日本から消える。

良い事が一つだけあるとすれば、日本からアメリカの基地が横須賀と横田の一部を残して殆ど無くなります。
ゆうちょ銀行とかんぽ生命を取ってしまえば、もう守る価値など一つも無い。



今月の通常国会で、予算が通らない時・・・・・
通す引き換えで内閣総辞職になり、民主党の代表選がまた行われます。
もし、小沢さんが岡田さんに勝ったなら、まるで違う展開になる。

辺野古は無くなり、普天間も閉鎖。
沖縄のグアム移転、最初の予定通り日本が金を出し２０１４年になる。
国連の決議があれば、自衛隊がアフガンと朝鮮半島の後方支援に行きます。
６５年も実戦経験のない自衛隊を、前線にはアメリカは怖くて出しません。
しかしそれさえすれば、日本がやっと世界から笑われなくなる。
湾岸の時の様に、命を賭けている自衛官が恥をかかなくて済む。


アメリカの国防省も政府も、実はそれを望んでいるのです。
この件に関しては、アメリカと小沢さんの意見が一致する。
ひょっとして今の菅政権を見て、話が進んでいるかも知れない。
今月半ば、日本に来るゲーツ国防長官の動きが気になる。
また、前原さんがヒラリー詣でにワシントンへ行く。

東アジアでの潜水艦の監視能力を上げて欲しい、そうアメリカがついこの前言って来た。
世界一の原潜を作るチャンスですが、このタイミングで何故だと考えました。
今のアメリカには、同時に二つの戦争をする能力が無い。
中国のレアアースに続いて、ロシアが除け者にされるのが嫌で北方問題と駐ロシア大使更迭問題で菅政権に圧力を掛ける。

米中ソの三国が、時を同じくして日本に言って来る。
物事、特に外交でたまたまとか偶然など有り得ない。
滅多に無いことが起きています。

菅さんの顔つきに比べ、小沢さんのあの余裕の表情は？
それに岡田さんのあのやつれた顔はどうしてだ？
共産とみんな以外と話が付いた？
８年前の小泉さん、そして去年９月の菅さん、過去二回成功しているサポーター票の調整。
今回はしないのか？
これは正月明け、政局が急展開する前兆ではないのかと思えてならない。



平和国家、憲法９条など言っている時は過ぎました。
金だけを出していればいい時も過ぎました。
国力応分の国際貢献。
例え自衛隊とは言え、例外は無い。