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結婚と浮気

2006年07月16日 23:47

もう3つくらい書き直した。4つ目はこの「結婚浮気」。男性からの視点で・・・、というと私が男性を代表することになるし、私の考え方は必ずしも一般的なものではないから、男性の一人である私の考え方と言うことで理解していただきたいと思います。
 
まず、結婚ってなんだろう。深く考えずに言えば、男女が一人ずつペアーになって家庭を築き子供を育て子孫を残すために必要な習慣と言うくらいのところかな。子供を育て子孫を残すのが人間の使命・・・、何て大げさなことを言うつもりは無いが、それが人間の本能であることには間違いない。逆に言えばその本能が有ったから人間を含め生物は現在まで存在してきた。更に言い換えれば、子孫を残す欲をもたない生物は、例え発生したとしてもとっくに消滅したから、残っているのは子孫を残す本能を持った生物だけだと言うことだろう。それでは子孫を残すためには、家庭は必要?。一対一の結婚は必要?。
 
結論から言えば、子孫を残すのに家庭も、一対一の結婚も、必要ない。それらは歴史的な地域社会の要請から自然発生したその時点の合理的システムと言うだけのものだから。実際、熊はメスだけで子供を育てるし、ライオンや人間に一番近い動物であるゴリラ一夫多妻。人間だって砂漠の民であるアラビア人も一夫多妻。また、その砂漠の民の社会システム宗教の教義に取り入れたイスラム教徒インドネシア人も一夫多妻
 
じゃあ一妻多夫はと言うと、ハチやアリの社会は女王一匹に多数のオスが群がる。そんなの昆虫の世界だろと言う方には、タヒチのマルケサス諸島に一夫多妻は有るそうだし、ヒマラヤのある地方では一妻多夫が法的にも認められているそうだ。マルケサス諸島の例を引けば、そこではよく食糧難が起こるそうで、その時食料獲得のために食料調達効率のいい男子を残して、女の子供を間引く習慣があるらしい。そうするとそのあと男の比率が多くなり、一妻多夫になると言うことらしい。
 
しかし、文化人類学(全てじゃないとは思うが)は一夫一婦と一夫多妻制が人間社会の普遍的なもので、一妻多夫制は特殊な社会的状況から生じた物に過ぎないなどと馬鹿げたことを言っている。馬鹿げてると言う理由は簡単。その「特殊な社会的状況」が普遍的に特殊だとの証明など出来ないから、状況によっては人間の社会は一夫一婦、一夫多妻、一妻多夫とどんな社会制度にもなりえると言うこと。つまり男女間は社会的状況によって何でもありで、普遍的な法則や習慣や規定などありえない。
 
現実に、エカテリーナ西太后などの歴史的な女性を上げるまでも無く、複数の男性を囲っている経済力のある女性は存在するだろうし、経済力がそれ程無くても、複数の男性を手玉に・・・いや失礼、複数の男性と同時にお付き合いされてる女性が増えているのは、まだ完全には程遠いけれど、女性社会的・経済的に独立し始めたから当然の自然の流れで、この流れを保守的な人達、特に男性が如何に嘆こうが押し留める事など出来ない。
 
方向としては、男性は女性に自分の遺伝子を注入し、確実にその女性から自分の遺伝子が引き継がれた子供が出来るまではその女性を必死で囲うが、その後は他に遺伝子を引き継いでくれそうな女性を物色し、見つかればその女性に貢ぎはじめる。そして一方女性は、魅力ある遺伝子を持った男性の遺伝子を受け取ると、次の魅力ある遺伝子を持っていそうな男性に魅せられ、その男性と付き合い始める。ハリウッドなんかを見ればその流れが分かるんじゃないかな?。勿論、ハリウッドでもそれが全てじゃないし、他にお金は稼いでも「内助の功」の必要な野球選手の家庭などはまだそれほどじゃない。
 
こんなことを書くと、幸せなラブラブ結婚生活を二人が年老いても・・・、と夢を持っている独身女性の反発を食らうかもしれないけれど、私は「流れ」のことを言ってるので、現在がそうなってると言っているのではないからね。実際、私はそんなことを学生時代から考えながらも、現実的にはその時の社会的状況に応じて結婚してるし子供もいる。家庭は円満だし、多少歌舞伎コンサートに付き合わされる回数は減らして欲しいけれど、特に不満もありません。ただ、勿論ラブラブの関係がいまでも続いてるかと言われれば、はっきりそうではないと答えます。
 
あすは「浮気」についてです。

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