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白い恋人たち
2010年09月20日 00:54
久々の投稿です。
またまた好きな映画の話題。
フランス映画で「白い恋人たち」という映画がある。
このタイトル、聞き覚えがあるな~、って思った人、桑田佳祐の曲かな?
それとも北海道の銘菓かな?
いやいや、両方ともこの映画からのインスピレーションで付いた名前なんですよ。
この映画は1968年のグルノーブル冬季オリンピックの記録映画だから、もう40年以上前の映画なんだね。
さすがに、登場する人物といい、ファッションといい、競技用具といい、レトロな雰囲気が充ち満ちているけど、やっぱり名作だな~。
監督のクロード・ルルーシュと音楽のフランシス・レイは映画史に残る名コンビで「男と女」が有名だけど(僕のお薦めベスト3に入る映画)、この映画もまた素晴らしい。
映画の冒頭で、「この映画は公式記録映画ではない」と注釈が出るんだけど、その言葉に込められた監督の意図は見事に成功していると思う。
それは、この映画が決して、多くのオリンピック公式記録映画に見られるような、国威発揚だったり、記録のみを追いかけたような映画ではないことが、冒頭のほんの数分で確実に見て取れるからだ。
聖火リレーに参加する市民や、軍の音楽隊や、応援に訪れた観客、そして選手達の国境を越えた人間性にフォーカスして、見事にそれを描き出している。
映画に登場する、市民から観客、選手の一人ひとりが、見ているうちにいとおしくなってしまう、そんな人間味にあふれたドキュメンタリーになっている。
この映画を見た後で、北京オリンピックの開会式を思い出すと、なぜかむなしくなっちゃう。
40年を過ぎた今でも、中国ではこんな映像は撮れないだろうな・・・と。
ヨーロッパの民主主義の歴史の長さを感じる映画だね。
この映画のメインテーマは、今でも冬になると一度は耳にすると思うけど、一度映画の中で使われているこの曲を聴いてもらいたいな。
背筋が寒くなるほど感動するよ。
このデジログへのコメント
桑田佳祐を思い浮かべました^^
昔の映画結構好きなんですよ!
名曲ですよねぇ~♪
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