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恋愛依存・・・(07)

2006年07月04日 13:39

4年間同棲していて、今は遠距離となってしまった私とMax。
将来、結婚しようと誓ったこともある。
この二人の関係が、何にも変えがたいと信じたこともあった。

今でも残してある、Maxからのバースデーカード。
「ゆりこ、お誕生日おめでとう。これからも一緒にいよう」
と書かれたカードは一見するとわからないけれど、
2重底になっていて、
「もうゆりこを知らなかった頃には戻れない。ゆりこ、愛してる」
と書いてある。

今でも身に着けている、Maxからのプレゼント指輪
「薬指はわざとらしいから・・・中指な」
と言って左手の中指にはめてくれたPtダイヤ指輪
あれからもう10年と少し経つけれど、輝きは褪せることなく
いまだに私の小指で輝いている。

Maxは私のすべてだった。
Maxのためなら何もかもなくしてもいいと思っていた。
でも実際には失くせなかった。

私は怖かった。
Maxが私と同じ人間ではないことが。あたりまえなのに。
Maxが私と違うものを見て、違うものを感じて、
いつか一緒の世界を感じられなくなる日が来ることが。
いつかMaxと別れる日がくることが。

そのとき、もし私がMaxのために何もかも失くしていたら、
私は純粋にMaxを失いたくないという理由で
Maxにすがりつかないだろう。
経済的な理由や、失くしたものへの執着からMaxを許さず、
そしてMaxを手放そうとしないだろう。
そんなの絶対に嫌。

Maxを愛していた。
Maxだけがすべてだった。
だからMaxを愛するために、自分の持ち物を失うことはできなかった。

一度、Maxと別れ話をしたことがあった。
まだ一緒に住んでいたころ、
彼が、1000人切りを目指しているAurora(同じ職場)に誘惑され、
浮気しそうになったとき。
私は彼女のような人とだけは嫌だと泣いた。

だって、彼のチームメイトの5名が既に穴兄弟だった。
女からすれば、見え透いた手口。
嘘に嘘を重ねただけの、悲劇のヒロイン姫。
救出できるのは王子様だけだから、Maxは王子様になりたがった。

何を言っても無駄だった。
彼の思考はいかに悲劇のAurora姫を救出するか。
そして男をあげて、それを自信にしたかったのだ。

Auroraは彼と事情を知るチームメイトを精神的に隔離し、
Maxを自宅へ誘いこんだ。
Auroraは他の男にもしたように、突然脱いで、裸で迫った。

(運良く)Auroraはその約束の前日、交通事故にあい、
手足にヒビが入ってて、ギプスしてたので、
脱ぐといっても大して脱げもしなかったし、
しばらくお風呂にも入れていなかったので(夏だったし)、
Maxにとって当日は情事どころじゃなかったのは幸いだった。

もしも彼女とベッドと共にしていたら、
Maxが何をどう取り繕っても、私はMaxと別れていただろう。
でもAuroraの行為は、
簡単に誘惑されたMaxの行動は、
私を充分傷つけ、私の心は壊れた。

私はほんとに死のうと思った。

だって、こんなに愛し、こんなに愛を誓い合い、
こんなに人生を分かち合っていたのに、
その人にこんなに簡単に、そして酷く裏切られるくらいなら、
今までの人生にも、この先の人生にも望むものなんてない。
生きていることに価値なんてない。

Maxを愛しているのに、Maxと共にいられない人生に
続ける価値なんてない。
これ以上先に進んでも裏切られる時が来るのなら、
今終わらせてしまいたい。

そう思った。
どうやって死のう?そうだ、道具を買いに行かなくちゃ・・・
と思いながら同棲していたマンションの玄関を出た。
そのとき、あまりにも晴れ渡った空と、清清しい風が通り抜けた。

ああ。私、壊れている。

そう、実感した。
私、壊れている。
少しずつ、壊されてきたのかもしれない。

私、駄目だ。駄目になる。このままじゃ。

そして私は彼と距離を置くことを決めたのだった。
Maxの反省と、これまで築いてきた二人の時間を持ち出されては
別れることはできなかった。

その後、Auroraは事故のお見舞いとして現れた男性たちの鉢合わせにより、
Maxのチームメイトもお互いの状況を知りることとなった。
Auroraは懲りることなく別のターゲットを定め、あっという間にいなくなった。

どうして、Aurora?
どうして誰でもいいなら、Maxを誘ったの?
あなたにとってはOne of themでも、私にとってはたった一人だったのに。
この世で一番愛したひとだったのに。

どうしてMax?
Auroraはあなたでなくてもよかったのに。
Auroraにとってあなたはただの記念碑だったのに。
私はこんなにあなたを愛しているのに。

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