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墓参りと宗教と欲望と。

2006年07月02日 16:07

妻が墓参りに行きたいと言う。雨がかなり降っていて、無理じゃないか。と言うと、そうね、この雨では。と納得した模様。
朝のフランスブラジル戦を見ていた為、寝不足で頭がボゥーとしている。
所が九時半頃、すっきりと晴れ間が見えてくる。車で一時間強、姫路の山側に墓は有る。
では、行くか。高速を無言で飛ばす。渋滞が無く案外すんなりと着いた。
墓地の一角から水を汲んでくる。その間、彼女は花を入れ、線香に火を点け墓を水で洗い、何か囁きかけている。そして般若心経を唱えている、
僕はひたすら傍観。ご苦労様、帰りましょう。こうして墓参りは終わり。

僕は心の中で、人間死んだらそれまでじゃないか。
地獄が有ったら行って見たいわ。とか呟いている。

彼女は若い時から六十歳になろうという現在まで、可愛い、美しい、綺麗なとか常に人から賛辞を浴びてきた。確かに、ぼんやりと横顔など見ていると大きな清んだ瞳や白い肌やスポーツで鍛えた引き締まった体型にはっとする事がある。しかし、どこかで、縺れてしまった糸を元に戻すことは難しい。

どうも、宗教も一因ではないか。仏教であれ、キリスト教であれ、性的な欲求は常に現実の生活のなかの心の平和を乱すものと考えられてきた。
汝、姦淫するなかれ。宗教や保守・伝統的な考え方では人間は年老いたら枯れるはずだという所に到達してしまう。

ガールフレンドつくってもいいのよ。と言われたのが一年前。山友達Tさんにかなり親しくはまり込み、約二ヶ月深く付き合ったが、この帽子似合うと思うからTさんに差し上げてといわれ、Tさんに渡すと参ったよと言ってそれから会わなくなった。
俺の欲望はどうしてくれるんだ。思わず心で叫んだ。
ガールフレンドつくって・・・遊ぼうというわけには行かないじゃないか。
このサイトに登録している子は自分の娘よりまだ若いじゃないか。

日は断崖の上に昇り 憂いは陸橋の下を低く歩めり。
無限に遠き空のかなた 続ける鉄路の柵の後ろに
一つの寂しき影は漂う。
ああ汝 漂泊者! 
過去より来たりて未来を過ぎ
久遠郷愁を追い行くもの。

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