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源氏にとって紫の上は最上の女だったのだろうか。

2006年06月28日 18:33

又はその逆はいえるのか。
高校時代の友達三人でハーバーランドで落ち合い久し振りに飲みに行った。
例によって、色んな話をしたが、印象に残ったのはN君の話で、やはり、今でも源氏物語女子大の学生も一般の受講者も女性が多いよ。女性にはあの物語が好きなんだな。平安時代貴族社会の一夫多妻制の愛を描いた、どこが面白いのだろうか。疑問に思う。光君を真ん中にしたまさに源氏曼陀羅。女達の一夫多妻の悲しみ、苦しみ。源氏をめぐる女達のなかで一番のヒロインといえば誰でも紫の上を考える。でも、彼女は幸せと言えるか。酔っ払いの論争。
僕の持論は彼女が最も不幸では無いか。現代の女性に比べるのはおかしいが九歳の時に源氏の屋敷に連れてこられ生来の聡明さと素直さ。少女は理想の女として成長するが、晩年まで源氏パートナーとして生きて幸せだったのか。
ノーと言いたい。源氏事実上の正妻の紫の上をさしおいて女三の宮を正室として迎えたため、かどうかは分からないが天皇の娘というだけで正室とした。
紫の上はプッツンしたのではないか。いろいろあったとしても、出家を願う。今で言えば離婚じゃないか。源氏はそれを許さない。結局、彼女源氏の留守中に寂しく死んでしまうことになる。紫式部は前半を紫の上のプッツンで終わらせたけれど、これは男に対する現在でも通用する警告じゃないか。

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