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「競売ナンバー49の叫び」 トマス・ピンチョン著

2010年06月07日 01:33

いやあ、ピンチョンは「重力の虹」2巻を友人にかれこれ14,5年前に貸して(それが却ってこない!)、ヴァインランドを原書で読み始めて数ページで挫折し、スローラーナーの中の短編をいくつか読んだだけの対象だったのですが、この「競売ナンバー49の叫び」で、すっかり洗脳されました。

ページを繰るにつれ、あと少しで読み終わるのが惜しくて、もっと読んでいたいと思うような、そういう本でした。

地下の世界の組織「ザ・トライテスト」の存在に、かつての恋人から遺産として相続された切手を契機として巻き込まれていくエディバ・マースが主人公です。

共同遺産管理人となった弁護士メツガーと、仕事以外でも深いつきあいとなったのち、彼女は、自分の行く先行く先で、いろいろな啓示を受けるのです。

それがミュートがついた喇叭であり、それこそが、裏の郵便組織、ザ・トライテスロなのですが、これが本当のことなのか?単に、かつての恋人を担ぎたいと思って、遺産を残したピアス・インヴェラリティの企みなのか?
作品中に催される劇「急使の悲劇」とは?

妄想・幻覚・誤認・錯覚・・・これらが一緒になって、うねるような別世界が見えてきます。

ピンチョンを読みたい! まだまだ読みたい! とりあえず、自宅にある「ヴァインランド」を読んでみます。

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