ジョジョイ鮓譴襭

○生い立ち

大体ジョースター家というのは、愛にあふれた（？）幸せな生い立ちが多いが、ジョルノだけはチョ～悲惨な生い立ちだ。

まず母親が遊び人で、ジョルノが赤ん坊のころ、夜中に目を覚ましたジョルノが、母親がいなくて恐怖に震えるっていう回想シーン。
唯一の家族である母親の愛情さえも受けずに育ったわけやね。



さらに、その後母親はイタリアで再婚し、ジョルノもイタリア人となる。

その義父にも虐待を受けていた。

その義父の虐待によって、暗い性格になったジョルノを待ち受けていたのは、更なるガキどもからのいじめだった。


そんなジョルノがある日、手負いのギャングに出会う。

男は追われていて、ジョルノは追ってのヤクザどもから男を隠して守った。


しばらくしてその男が現れて、

『君がしてくれたことは一生忘れない』

と言い、遠くからジョルノを見守り、義父の虐待を止め、悪がきからのイジメからジョルノを守ってくれた。


『もうイジケた目つきはしていない・・・ジョルノの心に爽やかな風がふいた・・』

ええ話やのう・・・

そして政治家が汚職をやり、警官が正義を守らないジョルノの住むような環境では、ジョルノの気持ちを止めることはできなかった。
彼はギャングの世界へ飛び込んでいくのである。




第５部にでてくるキャラは大体皆不幸な生い立ちが多い。
やっぱギャングやもんね。




ジョルノのプロフで、好きな本が『レ･ミゼラブル』になってたけど、ジョジョの作者はこれにかなり影響されてると思う。

実際、ジャンプのウラの作者コメント欄に、何度も読み返して、そのたびに感動しているって書いてはった。


特に第５部はそんな匂いがプンプンするぜぇぇぇ！！！


ジョルノの仲間となるギャング達の生い立ちというか、過去の回想は泣ける。ミスタ以外ねｗ



○ジョルノ編ベストバトル○


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊一位：レクイエムは静かに奏でられる。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


・・・・ジョルノたちと、『時間を消し飛ばす』無敵のスタンド、キング・クリムゾンとの、矢を巡る駆け引きが面白い。
なによりも、無敵のキング・クリムゾンすら利用してしまうジョルノはかっこよすぎる！！！！
「それはそれで利用すべきだ・・・・」ってね。


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊２位：チョコラータ戦＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


ジョルノと変態ゴミ野郎、チョコラータのギリギリの攻防。

ってかあんな状況で、あんなに頭は回りません、フツーｗｗｗ

しかもあんなに計算どおりにできませんｗｗ

でもいいんです、それがジョジョなんだからｗ。

トリックバトルの真骨頂ゥッ！！！！！！

さらに、その後の８ページに及ぶ


『無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄！！』

のラッシュはカタルシス！！！

しかも相棒のセッコともども『燃えるゴミは月・水・金』（笑）行き！！！




＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊３位：ホワイトアルバム＊＊＊＊＊＊＊＊


なによりジョルノの覚悟がかっこええ。


『覚悟とは！犠牲の心ではない！

覚悟とは！暗闇の荒野に！進むべき道を切り開くことだ！！！！』



というセリフが最高だ。

自分の運命を自分で切り開いてきたジョルノらしいセリフやねぇ。





＊＊＊＊＊＊４位：マン・イン・ザ・ミラー＊＊＊＊＊＊＊＊

鏡の世界と現実世界を自由に行き来する敵の能力

仲間のフーゴのスタンド、パープルへイズの殺人ウィルス

ジョルノのゴールド・エクスペリエンスの能力。

ウィルスに感染した敵の心理。


これらを上手に使って、ジョルノは敵を敗北へと『誘導』していく。

ジョルノの頭キレまくりの回です。


＊＊＊＊＊＊＊＊５位：キング・クリムゾン対ジョルノ、最終決戦＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

矢のチカラで、ジョルノのスタンドは、進化して、『ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム』になる。

この能力がぶっとんでいてよい。

能力は、『すべてをゼロに戻す』。


ジョルノへの攻撃はすべてなかったことになるし、攻撃しようとしていた敵のその意志すらゼロに戻る。

そして、このパワーに攻撃されたものは、死んだという事実すらゼロにもどるから、永遠に死に続ける。


って反則やろ！！！！！



＊＊＊＊＊＊＊＊＊６位：ブチャラティ対キング･クリムゾン、inサンジョルジョ・マジョーレ島＊＊＊＊＊


このブチャラティというキャラは、もうひとりの主人公といっていいほどのキャラだ。

この人の覚悟と、精神力、優しさはかっこよすぎるね。

『吐き気をもよおす邪悪とはッなにも知らぬ無知なるものを利用する事だ！自分の利益のためだけに利用する事だ・・・』


のセリフがかっこよすぎるぜい・・・！！！




○希望の象徴○


ブチャラティ：『ジョルノ、俺は生き返ったんだ。

ネアポリスでお前と出会った時、組織を裏切った時、にな、ゆっくりと死んでいくだけだった俺の心は生き

返ったんだ。おまえのおかげでな』

『ジョルノはいつもオレに勇気をくれる・・・』





と、ジョルノは希望の象徴として書かれている。

なんかジョルノがいればなんとかなるやろー的な感じです。






続きは次にして寝よ・・眠い。