日本の農業はどうなるんでしょうね。

我が家はこの地域では稀な大規模経営です。

それなりに設備投資しています。
おコメは近隣の人に販売しています。
収入はそこそこ。
年間トータルでは、とんとんといったところでしょう。

大規模経営でこの程度です。

小規模の経営では、赤にこそなれプラマイゼロには程遠い。

我が家は補助金をもらえないのです。
そもそも、そんなもんもらってもしょうがないし。
理由は農協に依存してないから。

「担い手育成」だの「所得補償」だの、政策は迷走するばかり。

ミンス党が言う「個別所得補償制度」は、赤字農家に直接補填する政策なわけですが、中身は非常にお粗末なものです。
品目を穀物に限られ、しかも政府の言いなりに生産・販売する農家を補償するもので、赤字を埋めるだけしか補填しないというもんです。

「作ったふりをすればお金がもらえる」システム。しかもプラマイゼロで終わり。
最初からお金儲けできないようになっている。
これいったいどういうことですかね。

産業とは、お金を儲けるシステムかと思ったのですが。
どうやら政府は、農業を産業とは認めていないようで・・・。

自給率がどうのこうの、担い手育成が急務でなんたら。

これでは生産意欲が湧くわけがない。
若いもんが残るはず無いじゃないですか。

鳩山君は、一度我が家で体験農業してみるといいよ。