小説・秒速5センチメートル

映画を見て、読んでみようって思った

そして今日全部読み終わった

昔、大好きだった人

昔、無駄に詰め込んだ知識

昔、夢中に成った人

昔、恋していた事

それら全部が、自分自身を構成してる物なんだよなって思った

遠距離恋愛を経験していたから、作品中に出てくる電話や手紙の描写や、昔、似たような事を言われた別れの言葉

そんな物を自分の中で掘り下げ、懐かしく思えた

最後に、主人公とヒロインの中学時代の手紙の内容が出ている
それが切ない

互いに好きだと言う言葉と、別れの言葉が一緒に綴られたその手紙は結局互いに渡すことができなかったけれども



生きていくって、成長していくってそういう事なんだろうな

すれ違いも、困難もあるけど

どう纏めればいいのかわからないけど