ギロッポン

東京ミッドタウン＆六本木ヒルズに行ってきました。
何のために行ったかは置いておいて(置いておくのかよー)
色々お勉強になりました(これはこれで置いておきます)。


大江戸線の長～いエスカレーターにて、大学生らしき集団の会話が気になった。

　「ダン中尉～」(なぜか連呼、それに答えて)
　「そういえば、黒人も居たよね、兵士だったけ？」
　　誰も答えられず。

　恐らく、フォレストガンプの話だろ。
　黒人兵士はベンジャミンブルー、通称バッパだ。


六本木ヒルズにて展望台のチケット購入のために並んでいたトコロ、
後ろのカップルの会話が気になった。

　「ポルシェ　が　フォルクスワーゲン　を買ったらしいよ」

　違う。
　ポルシェはフォルクスワーゲンを買収に走ったが、
　途中で資金が底をつき、逆にフォルクスワーゲンが、
　ポルシェを買収するという逆の結果になったというのが正解。


東京ミッドタウンのカフェでこれまたカップルの会話が気になった。

　「私の友達が日本文学がすごいはまってて、太宰治の人間失格と
　　三島由紀夫の自殺がすごいって。」

　太宰治の人間失格は流行のように誰でも読んでるんですけど・・。
　日本文学にはまってるなら三島の作品名が出てこないのも変なのだが・・。
　(市谷で割腹自殺しただけの人ではない)


どうもねぇ～。
いい加減なお話ばっかりだねぇ。
情報を理解して、自分なりの分析をする
という事をしていないのが透けて見える。

そー言えば、会社でも皆既日食の話になったとき
悪石島という島の名前知らない人ばっかりだった。

全てのお話が正確である必要はないし、
そんなの無理なのは分かっているが、
ふわ～っとした事実把握のまま流れて行く会話は
ただの雑音として聞き流せればよいのかもしれないが・・・。


最近、雑音はより大きく、より多くなっている気がする。
これでよいのかぁ～？


　　　これでいいのだぁ～。
　　　と公共広告機構がTVで言ってるけどね。。