メタルよ永遠なれ！

プライマルフィアのアルバム聴きました。

なんでこれを買ったかいまいち覚えてないんだけど１曲目を聴いて氷解。
「Metal is Forever」
そうだ。
これラジオで聴いて気に入って買ったんだ。

まあ、直接的なタイトルもそうなんだけど、歌詞も愛だの恋だの世界平和だのを一切口にせずひたすら「メタルって最高だぜ、いえー。」な内容でステキです。

サビも特徴的でボーカルのラルフ・シーパースの高らかなハイトーンと相まってとても気持ちがいい。
ライナーノーツを見てみると、ラルフはジューダスプリーストのボーカルのオーディションに落ちてそれでぶらぶらしてるのはもったいないってマット・シナーがプライマルフィアを作ったそうな。へえ。

しっかし、ここまで高らかで伸びがあって印象的なこの声を落とすなんて、ジューダスプリーストは何を考えてるんだろ。
じゃあ一体誰ならいいのさっ！

...ああ、ロブ・ハルフォードね。
どう見てもメタルゴットです、本当にありがとうございました。

そんなジューダスを引き合いに出すのだから他の楽曲もピュアっピュアのピュアメタル。
ぬ？これもジャーマンメタルでいいのか？
オレの中でジャーマンったらレイジやブラガだからもっとジャガイモっぽくないとジャーマンな感じはしないんだけどなあ。


まあでもいい曲ですよ。
単純で爽快で。
聴いててこれだけ気持ちがいいのなら歌えばなお気持ちがいいんだろうなあ、と思ってたらカラオケに入ってやんの。サイバーDAM。

昔に比べて今はメタルの楽曲も充実してて幸せな時代になったもんだなあ。

なった....なったはいいんだが、今こう現実、我が身を振り返ってみると自分はジューダスのオーディションを受けるどころかドとミの区別もつかない残念ヴォイス。

....出ねえよっ、そんなハイトーン！
ラルフ・シーパースもティモ・コティペルトもアンドレ・マトスもっ！

ああ...昔はもっとストラトやソナタやアングラのカラオケが増えないかなあ、と純粋に願っていただけだったが、こうそれが実現したとなると降り掛かるのは悲しい現実。

ああ、切ないねえ。

...あ、アレキシ・ライホはもっと無理ですよ？
歌えば喉から三色の体液が噴き出してしまいますから。