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恋は遠い日の花火ではないかもしれないけれど今見つめたばかりの花火から恋なんて始まるんだろうか?

2009年08月08日 21:39

恋は遠い日の花火ではないかもしれないけれど今見つめたばかりの花火から恋なんて始まるんだろうか?

人でごった返す、駅頭から
真夏とも思えない
涼しげな風もそよぐ
カルトの街にかかる
歩道橋を亘ると
ゆったりと人は流れ

お目当ての絵画館前へと向かうと
「これより先は入場券の無い方は入れません」
もう、帰ろうかな、と躊躇いはしたものの、

花火観たいな、少し」

といわれて
こんなところまで、わざわざ来たのに
そのまま帰るのも口惜しくて
草野球場に誂えられた
有料観覧席に向かうと
『席はあります』なんて
チケット売り場のお兄ちゃんの言葉とは裏腹に
めったやたらと、人が群れていて
最早、シートを広げるスペースも
なさそうだったけれど、
気のよさそうな、人待ち気の青年の
のりしろぶんの、善意・厚意のおかげで
やっと腰をおろすことが
できた。
でも。
ほっとできたのもつかのま、
会社の同僚を観つけたキミは
気もそぞろになって
薄手のニットの白いカーディガンかなんかを
急にまとい始め
どこか、ボクを忘れてしまう

往来で、知人とすれ違いそうになると
つないでいた手を離すよ、
なんていってた、Rの言葉を思い出し、
それに比べれば、キミのしていることは
まだ可愛げもあるし、
明日から後の、キミの仕事場の
戦々恐々を想像するなら、
無理からぬことと、思えなくも無いけれど、
ボクは少しだけ、哀しくなり
少しだけ、慙愧の念にとらわれる。
今、ボクが一緒にいるのは、
一緒にいる、というだけで、
苦痛を与えてしまうような存在なのだ、と。

やがて花火が始まって
明滅する明りに、
ふあ ふあ
きら きら
と、浮かび上がる
白い横顔は
明らかに微笑みをたたえていて

それを少し後ろから眺めているボクは
なぜか
今のキミの在り様を
守らなくてはならない、
と思う。

およそ1時間半、
1万2000発の爆音
胸を打たれながら
ほろ酔い加減でシートを片付け
革靴と、パンプスに履き替えて
芝生からアスファルトへ

ゲートを抜けるときは
またしても、他人を装いながら
またしても、偶然お会いして
ボクたちは、偶然、赤坂見附を目指す。

ホンダ左折
青山ビルB1でトイレ

危なかったよ、って何が?

カナダ大使館
草月会館
その後ろのドイツ文化会館については
説明略
ソニーエンタテインメントを抜け
赤坂公会堂裏を抜け、一ツ木通り
三間堂で蕎麦を食すつもりが
既に店は無く
しょうがない、サカス
讃岐饂飩の店に入り
梅肉うどん 生醤油うどん

溜池山王から銀座線
本当に眠そう
うつらうつら
舟をこぐ姿を
携帯にて撮影

30分後
もう、今すぐ眠る
と、宣言するようなメールに返信

Nにもうだめだ、コール。

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