日本に起業家が増えない理由

景気が低迷し、失業率が過去最高に達しつつあります。
大卒者がより安定志向へと向かいつつあるようですが、もともと日本の就業構造そのものが、欧米に比べ安定志向なのにです。よくいわれているのが欧米は優秀な人材ほど起業を目指し、日本は官僚を目指すと言われていますが、間違いなく事実でしょう。従って若い人たちが日本で起業するとどうなるかというと、１０年以内にほぼ９９％が消滅するため、ほとんどの人が再起を目指すことになるのですが、就業構造が保守的なので、一般企業が起業した人材を雇い入れる風土が実は日本にはないのです。結果としてどうなるかというと、ほとんどの人たちは起業にともなう借入金に加え、それを返済する為の再雇用が難しいときているため、再起はほぼ不可能ということになります。これを知っちゃうとチャレンジしたくありませんよね。