スカーレット・オハラ

久々の更新

風と共に去りぬ

見終わった。

やはりすごい映画であった。
終わりの場面が少し雑になっているように思えたがそれはそれでご愛敬だろう。

途中が充実しすぎると終わり方に苦労するのはよくあるパターンだ。


スカーレットオハラは全てを失ったように見えて、かけがいのない愛や
自分の生きるべき道を得た。

風と共に去ったのは、古い自分。

きっとこの後の彼女に怖いものはないはずだ。

レット・バトラー、自分自身しか信じることが出来ない人間の惨めさが
後半で描かれ、よく伝わった。

男の度量とはこんなもん、と思わされる表現の仕方はこれもまた見事とうならされた。

しかしながら「おまえに本物の男を味あわせてみよう。」と言うセリフ。

その後の行動は別としても、いつか心の底からこんな事言ってみたいな、しかるべき時に。